中国語検定(中検/HSK)講座
中単語 [日本語→中国語]
単語は、基本的に文章の中で覚えることが、応用力も養え実践的で最も良い方法です。
ただし、中検/HSKや受験を控えて試験を比較的短期で合格を一番の目的にする場合、全ての単語を文章の中で覚えるというは非効率な点もあります。
中検/HSKなどの語学試験では、よく出題される単語があるのも事実です。
当サイトでは、文章で覚えるだけでは網羅できない単語を補完的に覚えるために利用して頂く為に、練習問題を設置しました。
効率的に覚えられるように、個人の忘却曲線を計算して忘却率を算出しながら、よく間違える単語の傾向も配慮して、頻度の高い順に出題しますので、市販の単語帳よりも効率的に暗記できるものを考えております。
中国語には、日本語と同じ字形を持つ漢字が多くあります。同じような意味のような物も数多くありますが、一方で意味が全く違うものもあります。そのような単語は試験でも狙われやすいですので、特に注意して憶えて下さい。
更に、試験勉強に限定せずに時事ニュースなどで単語力を増強するのも実践的です。オススメのサイトを以下に挙げておきます。
・人民日報の日本語版 [初心者・中級者向け]
・Yahoo中国語版 (簡体字) [中級者・上級者向け]
・中文導報 [中級者・上級者向け]
成語 [日本語・意味→中国語]
成語とは、日本語でいう故事成語・四字熟語・諺のような存在で中国文化に深く根付いているものです。成語は、多くが昔の逸話などから由来していますので、語源も含めて憶えておく方が記憶に残りやすいものです。
又、憶える際は短めの例文と一緒に憶える方が応用力も身に付くと思います。
中検/HSKでは、それほど多く成語が出てくるわけではありませんが、上位級にいけばいくほど目にします。有名な成語は、試験対策はもちろん教養として身につけておくと良いでしょう。
参考までに中国のサイトですが、成語を数多く網羅したサイトがあります。意味まで中国語で書かれていますが、翻訳サイトなどの力も借りながら憶えるのもいいかもしれません。
・成語詞典
ヒアリング
中国語の四音、母音や子音は初心者には慣れにくく、勉強しててもなかなか効果が現れにくく挫折しやすいところだと思います。
私のヒアリング克服法としては、以下に記述させて頂きましたので良かったら参考にして下さい。
1. 語彙力を増強する
ヒアリング力の大前提として語彙力がなければスタートラインにも立てません。
語彙力がないのにヒアリングしても、それは感覚で聴いているに過ぎませんので、ヒアリングの原稿を見て知らない単語が多い場合にはまず語彙力増強に力を入れてください。
2.個々の単語の発音をしっかり覚える
語彙力があっても、変な語呂合わせで単語を覚えていると、ヒアリングでは全く役に立たなくなります。 発音も含めて語彙力だと考えてください。
3. 声調の変化を勉強して、基本的な理屈を理解する。
中国語は、発音される際に単語一個一個の発音とは違う変化が起こります。一個の単語で発音してもらうと分かるのに、文の中で発音されると分からなくなるのはそのためです。
この変化はある程度規則性がありますので、それらの規則を理解するだけでも格段にヒアリング力が上がります。当然、発音の方も良くなります。
4. 毎日欠かさずに中国語を聴く
以上の対策を立てた後は、実践あるのみです。この時のヒアリング教材の選択で最も大事なことは、レベルに合ったものを選択することです。
レベルに合った教材を確実に理解して、自信をつけながらステップアップしてください。無理に背伸びしてレベルの高いものを選ぶと、単に聞き流すだけになってしまい「勉強したつもり」の勉強になってしまいます。
生の時事中国語が聴きたい方は、NHKが毎日提供している NHK WORLD DAILY NEWS がオススメです。又、同じNHKが提供しているお馴染みの NHK外国語講座 中国語会話 を毎日聴く習慣を付けるものいいでしょう。
5. ヒアリング教材を購入する(任意)
中国語独特の高周波を聴いて中国語の発声になれるという○○○を半信半疑で試してみたのですが、確かに聴きやすくなったという実感はあります。(英語用の教材でも代替可)
ただし、値段が比較的高いですので、1.~4.まで実践してどうしてもダメという人には試す価値は十分あると思います。
以上の方法を実践して、日常会話レベルであれば不自由なく話したり聴けたりすることができるようになりました。